出会い系アフィリエイトで稼げてない人
アナリティクスを確認すると、直帰率や離脱率が高い感じがします。また、各記事の滞在時間も何となく短いような...これらの目安はどのくらいでしょうか?また、改善方法があれば教えてください。
このような疑問にお答えします。
私は2000年前半から出会い系と出会い系アフィリエイトを始めて、月平均10~20万程度をコンスタントに稼ぐサラリーマン副業アフィリエイターです。
MAX時は本業の月収を超えたこともあります。
出会い系アフィリエイトで稼ぐのであれば、アナリティクスの数値を分析して改善するサイクルを回すことは必須です。
重要なメトリクスとして、直帰率や離脱率、滞在時間などがありますが、これらの意味をきちんと理解している人は多くありません。
この記事では、これらのメトリクスの意味と見方を解説し、改善方法に関しても説明します。
直帰率と離脱率のおさらい
直帰率とは
Googleアナリティクスヘルプでは以下のように説明しています。
直帰率とは、1ページのみのセッション数をすべてのセッション数で割った値のことです。つまり、すべてのセッションの中で、ユーザーが1ページのみ閲覧して、Googleアナリティクスサーバーに対するリクエストを1回のみ発生させたセッションが占める割合のことです。
よく分かりませんよねぇ?
具体的かつ簡単に説明します。
以下のように、ページAが1日に2名から閲覧されたとします。
- 読者① → ページA → 他サイト(離脱)
- 読者② → ページA → ページB → 他サイト(離脱)
上記の「他サイト(離脱)」とは以下のようなパターンです。
- 検索結果から訪問して戻るボタン押下
- 閲覧中のページの外部リンククリック
- ブックマークのサイトへ移動
- ブラウザの画面を閉じる
この日のページAの直帰率の計算は以下になります。
つまり、直帰率をひと言でいうなら、全てのセッションのうち、そのページしか読まれなかった割合のことです。
この例では2名の読者(2セッション)がページAを閲覧し、そのうち1名(1セッション)は他のサイトへ移動したため、直帰率は50%ということです。
このように、ざっくりいうと直帰率が低い方が読者はあなたのサイトを巡回してくれていると判断できます。
離脱率とは
Googleのアナリティクスヘルプでは以下のように説明しています。
離脱率は、個々のページのすべてのページビューで、そのページがセッションの最後のページになった割合を示します。
よく分かりませんよねぇ?
直帰率と同様に具体的かつ簡単に説明します。
- 読者① → ページA → 他サイト(離脱)
- 読者② → ページA → ページB → 他サイト(離脱)
ページAとページBの離脱率の計算は以下になります。
- ページA:2PV ÷ 1(他サイト)× 100 = 50%
- ページB:1PV ÷ 1(他サイト)× 100 = 100%
つまり、直帰率をひと言でいうなら、全てのページビューのうち、そのページが最後に読まれた割合のことです。
この例では、ページAのPVは2で、そのうち最後に読まれたセッションは1なので、離脱率は50%になります。
ページBのPVは1で、そのうち最後に読まれたセッションは1なので、離脱率は100%ということです。
このように、ざっくりいうと離脱率が低い方が読者はあなたのサイトを巡回してくれていると判断できます。
直帰率や離脱率は低いほうが良いとは限りません
直帰率や離脱率は低いほうが、あなたのサイトが良く読まれていると判断できますが、必ずしも良いことばかりではありません。
直帰率が高くなる要因は以下のとおりです。
悪い要因:読者ニーズとのズレ
ユーザーが検索結果から訪問したものの、冒頭を読んだ時点(ファーストビュー)で求めている内容と違うと判断し、戻るボタンを押すと直帰率は高くなります。
悪い要因:重いページ
ブラウザへの表示速度が遅く、ユーザーは待ちきれずに戻るボタンを押すと直帰率は高くなります。
悪い要因:内部構成
記事内に関連する記事への内部リンクが無かったり、グローバルメニューが無かったり、現在のページ以外への導線が少ないと直帰率は高くなります。
悪い要因:読みにくい記事
分かりにくい文章や、文字の大きさ、文字色、誤字脱字等、読者がストレスを感じると途中で読むのを止めてしまい直帰率は高くなります。
良い要因:最初の記事で満足
最初に訪問した記事で満足し、アフィリエイトリンクをクリックし登録。
この場合、直帰率は高くなるが報酬は発生します。
離脱率が高くなる要因は以下のとおりです。
悪い要因:内部構成
記事内に関連する記事への内部リンクが無かったり、グローバルメニューが無かったり、現在のページ以外への導線が少ないと離脱率は高くなります。
良い要因:最初の記事で満足
最後に訪問した記事で登録を決心し、アフィリエイトリンクをクリックし登録。
この場合、離脱率は高くなるが、報酬は発生します。
良い要因:最初の記事で満足
最初に訪問した記事で満足し、アフィリエイトリンクをクリックし登録。
この場合も直帰率は高くなるが、報酬は発生します。
悪い要因か良い要因かを見極める必要があります
このように、直帰率と離脱率には悪い要因と良い要因があります。
特にランディングページのような性格を持った記事は、良い要因で直帰率と離脱率が高くなる傾向があります。
一方で、通常の集客用記事では、悪い要因で直帰率と離脱率が高くなる傾向があります。
各記事の性格を見極めた上で分析することが重要です。
直帰率や離脱率よりも滞在時間のほうが重要
直帰率や離脱率は低いに越したことありませんが、先に説明したとおり良い要因もあるため、あまり神経質になる必要はありません。
滞在時間が短いということは、読者があなたの記事を読んでいない証拠ですから改善する必要があります。
滞在時間の目安
人は1分間で500~600文字を読みます。
これを踏まえると、文字数による滞在時間の目安は以下のとおりです。
- 2000文字:3分~4分
- 3000文字:5分~6分
- 4000文字:7分~8分
あなたの記事の滞在時間と比べてみてください。
おそらく、もっと短い時間になっているはずです。
ほとんどの読者は最初から最後までしっかり読むことは少ないからです。
ですから、必ずしも上記の時間に満たなくても心配することはありません。
私のサイトの平均滞在時間を公開します
参考までに、私のサイトの平均滞在時間は以下のとおりです。
- 平均文字数:3800文字
- 平均滞在時間:3分20秒
更に収益を出している記事の数値は以下です。
- 記事内容:ラブサーチのLP
- 文字数:8400文字
- 平均滞在時間:4分20秒
- 平均報酬:月額5万~10万
滞在時間はGoogleの検索順位決定アルゴリズムで確実に評価されていると思われます。
単純にいってしまうと以下のとおりです。
- 滞在時間が長い記事 → よく読まれている記事
- よく読まれている記事 → ニーズに答えている記事
- ニーズに答えている記事 → 検索順位を上げる
このように、滞在時間が長い記事の検索順位は上がりやすいということです。
直帰率を改善し滞在時間を長くする方法
改善方法は以下のとおりです。
- 方法①:適切なサイト構造にする
- 方法②:読者のニーズを知る
- 方法③:読者に行動してもらう記事を書く
それぞれ簡単に説明します。
詳細は関連ページを参照してください。
方法①:適切なサイト構造にする
以下のような構造にしてください。
記事の中で関連するページへの内部リンクを設置することで読者は巡回してくれます。
さらに、適切なタイミングでLPページへのリンクを設置して登録率を上げます。
詳しくは以下を参照ください。
方法②:読者のニーズを知る
検索キーワードと合致しない内容では、すぐに戻るボタンを押されてしまいます。
キーワードから読者の求める内容を把握し、網羅的な記事にすることで直帰率を下げることができます。
詳しくは以下を参照ください。
方法③:読者に行動してもらう記事を書く
思いつくまま記事を書いても、読者は最後まで読んでくれません。
読者が飽きずにテンポよく読み進めてもらう必要があります。
それには、記事の構成をきちんと組み立てて書くことが重要です。
記事構成に関する詳細は以下を参照ください。
まとめ:出会い系アフィリエイトの直帰率と滞在時間の目安と改善方法
以下にまとめます。
- 直帰率と離脱率は悪い要因と良い要因がある
- 直帰率は低いに越したことないがあまり神経質にならなくてOK
- 直帰率や離脱率よりも滞在時間の方が重要
直帰率と滞在時間の改善方法は以下のとおりです。
- 方法①:適切なサイト構造にする
- 方法②:読者のニーズを知る
- 方法③:読者に行動してもらう記事を書く
記事は書いて公開して終わりにしてはいけません。
アナリティクスの数値をよく分析して問題点を見つけ出し、適切な改善を繰り返す必要があります。
適切な改善とは、つまり、リライトすることです。
具体的なリライトの方法は以下を参照ください。
このような地道な作業が1年後の自分に報酬を生み出してくれます。
今回は以上です。