出会い系アフィリエイトサイトが吹っ飛んだ人
Googleアップデートで一瞬で圏外に吹っ飛びました。月数万の収入があったのに...どうやったら復活できるか教えてほしいです。
このような疑問にお答えします。
私は2000年前半から出会い系と出会い系アフィリエイトを始めて、月平均10~20万程度をコンスタントに稼ぐサラリーマン副業アフィリエイターです。
MAX時は本業の月収を超えたこともあります。
現在このサイトも含めて3つのサイトを運営しています。
いずれも出会い系アフィリエイトサイトです。
実は、2018年3月のGoogle恋愛アップデートでこのサイトは圏外に吹っ飛びました。
同じような経験をしたアフィリエイターはたくさんいますし、運営歴の長い人ならサイトが吹っ飛んだことは必ず経験していると思います。
このように、アフィリエイトサイトはGoogleのアルゴリズム変更次第でどうとでもなります。
一晩にして収益がゼロになるリスクがあり、5年間安定した収益を得続けることなどもはや不可能だと断言していいかもです。
このページでは、恋愛アップデートで圏外になったサイトを復活させるために実施した内容と、Googleのアップデートに影響されない運営方法を説明します。
このサイトを復活させるためにやったこと
2018年3月に起こったGoogle恋愛アップデートで吹っ飛んでから、復活させるために試行錯誤しました。
結果、約8か月後の2018年11月に元の順位に戻りました。
その時にやった対策を紹介します。
- 対策①:重複ページの削除
- 対策②:評価の低いサイトからの被リンクを拒否
- 対策③:ドメイン変更
当然ですが、これは結果論でしかありません。
これらの対策で元に戻ったのか、または、対策しなくても自然と元に戻ったのかは誰にも分りません。
結論からいいますが、サイトが吹っ飛んだら慌てて対策などせずに、更新を継続するかサクッと新規サイトを立ち上げたほうがいいですって説明をします。
この説明は後半でしますので、まずは上記の対策の詳細を説明します。
対策①:重複ページの削除
フリーで公開されいてる掲示板CGIを導入していました。
そこそこ人気の掲示板で数百件の書き込みがあり、さまざまな情報交換がされていました。
サーチコンソールでインデクスページを確認すると、以下のようなURLで大量にインデックスされていました。
https://hoge.com/piyo.cgi$page=xxx
たしか、2000ページ以上がこの形式でインデックスされていたと思います。
xxxの部分が数字で、異なる数字ですが同一ページを指すような体系です。
これによって、大量の重複ページが発生していたのですが、前から分かっていたものの特に検索順位に影響していないかったので放置してました。
恋愛アップデート時に、重複ページが影響しているだの、体験談記事などの低品質コンテンツが影響してるだの、ネット上ではいろいろな情報が飛び交いました。
慌てて掲示板のCGIページを削除して再クロール依頼を出しました。
対策②:評価の低いサイトからの被リンクを拒否
このサイトを立ち上げた2005年当時は相互リンクが大流行していた時代で、私も多くのサイトと相互リンクしました。
現在では相互リンクは効果がないどころか、ペナルティ対象にもなりかねないといわれています。
個人的には、いうほど心配しなくてもいいのでは?と思いつつ、できることは何でもしようと思い、低評価サイトからのリンクをすべて拒否しました。
低評価サイトを調べるのはMozが提供しているツールを利用して、被リンクサイトでスパムサイトと判定されたものをすべてGoogleに拒否申請しました。
対策③:ドメイン変更
Googleからペナルティを受けたらドメイン変更するのがよいという情報を信じて変更しました。
とはいえ、完全なドメイン変更ではなくサブドメインからルートドメインへの変更です。
具体的には以下です。
- 変更前:https://piyo.hoge.com
- 変更後:https://hoge.com
もともとサイト立ち上げ時に、複数のカテゴリでの運営を想定しておりサブドメインで始めたものの、結局横展開できないままでした。
なので、以前からルードドメインへ引っ越さねばと思っていましたが、このタイミングで実施したということです。
筋肉質なサイトを作ることとリスク分散は必須です
恋愛アップデートで吹っ飛んで、8か月後に復活した経験をしましたが、今考えると本当の原因は以下だと思います。
当時の記事数は60記事程度しかなく、それでも10年以上月平均5万程度の収入を得られていました。
リライトもせず、年に1~2記事程度しか追加してませんでしたから、さすがに低品質なサイトだと判断されたんだと思います。
もちろん、記事数だけで判断されないとは思いますが、どう考えても時代遅れなサイトでした。
なので、これらから得た教訓は以下です。
- 教訓①:筋肉質なサイトを作る
- 教訓②:複数サイト運営でリスク分散
それぞれ説明します。
教訓①:筋肉質なサイトを作る
筋肉質なサイトとは、魅力的なコンテンツで読者とGoogleに評価されるサイトのことです。
読者の悩みや知りたいことに明確に答えている記事こそ価値あるもので、そのような記事がたくさん書ければサイト自体が筋肉質になります。
Googleアップデートにもピクリともしない、そして、小手先のブラックSEOなどにも負けない最強コンテンツを作り上げる必要があります。
とはいえ、今日明日でできるものではありません。
読者が何に悩み、何を知りたいのかを最優先に解決する記事をコツコツと積み上げる以外の手段は存在しません。
もちろん、セールスライティングだの、内部リンクだののテクニックも必要ですが、それ以前に必要なスキルは継続することです。
読者ニーズを調べる方法は以下にまとめましたので参照ください。
セールスライティングに関する内容は以下にまとめましたので参照ください。
教訓②:複数サイト運営でリスク分散
筋肉質なサイトを作り、Googleの変動に動じないサイトができれば最高なのですが、現実はそうもいきません。
ペナルティを受けないまでも、順位は日々変動しますし、2ページ目、3ページ目などに下落する状態が長く続くことも当たり前のようにあります。
このようなリスクに備えて複数サイト運営は有効です。
冒頭で説明した通り、私はこのサイトを含め3サイトを運営していますが、3サイト常に調子がいいことなんてありません。
どれか1サイト、あるいは2サイトが2ページ目、3ページ目に下落することなど日常茶飯ですが、3サイトあるおかげで収益がゼロになることはありません。
ただし、既存のサイトが以下の条件を満たしているなら新規サイトを作るほうが早いです。
- サイト立ち上げから1年以上経過している
- 100記事作成し公開済み
この条件を満たせていないと、そもそも既存サイトが稼げるか否かの判断ができません。
中途半端な状態で新しいサイトを立ち上げても、また中途半端になるだけです。
2倍の工数をかけて2つのサイトに記事投入できる人は、並行して立ち上げても構いませんが、ほとんどの人はできないと思います。
複数サイトはそれぞれコンセプトを分けるといいです
出会い系アフィリエイトのサイトコンセプトは大きく分けて以下です。
- コンセプト①:特定の出会い系サイトに限定したサイト(商標サイト)
- コンセプト②:出会い系全般を扱うサイト
結論からいうと、同じコンセプトにしないことです。
それぞれ説明します。
コンセプト①:特定の出会い系サイトに限定したサイト(商標サイト)
1つの出会い系サイトに絞ってサイトを構築する方法です。
一般的には商標サイトといわれますが、メリットデメリットは以下の感じです。
- メリット:初心者でも稼ぎやすい
- デメリット:大きくは稼げない
例えばハッピーメールやワクワクメール、PCMAXなどの出会い系から1つだけ絞ってサイトを構築します。
出会い系サイト名検索で上位表示できれば登録してくれる割合が高くなります。
なぜなら、出会い系サイト名で検索する読者は登録するモチベーションが高いからです。
あなたの記事で少しだ背中を押してあげると登録してくれる優良読者というわけです。
また、記事を書くために実際に利用する場合でも1サイトに限定できますから活動しやすいというメリットもあります。
とはいえ、ハッピーメールなどは超メジャーキーワードですからライバルも多く、思うほど簡単に上位表示はできません。
ラブサーチ、ペアーズ、ウィズ(With)あたりが狙いめだと思います。
コンセプト②:出会い系全般を扱うサイト
たくさんの出会い系をアフィリエイトするタイプのサイトです。
記事カテゴリも、各サイトの評価レビュー、口コミ検証、体験談、恋愛雑記など、多岐にわたって構成します。
これらの記事で集客し、おすすめ出会い系ランキングページなどのLPへ誘導し登録してもらうのがよくパターンです。
上位表示できるようになると、大きく集客でき3桁稼ぐことも夢ではありません。
しかし、初心者には難易度が高く、多くは30~40記事書いたところで放置状態になります。
30~40記事では、もちろん稼げませんし、このような放置サイトが星の数ほど存在します。
「出会い系 おすすめ」などの鉄板キーワードでググると、検索結果の後ろの方に放置サイトを山ほど見つけることができます。
まずは今のサイトを筋肉質にすることが最優先です
なかなか上位表示できず、収益も上がらずモヤモヤしていると、モチベーションが下がり、やがてあきらめて放置状態になります。
あきらめずとも、新しいサイトを立ち上げて最初からやり直そうとする人もいます。
どちらにも共通していえることは、あきらめずにひたすら今のサイトを育てましょう!です。
上位表示できないのは、良質な記事が足りないからですし、登録してもらえないのは、あなたの記事で読者の心が動かないからです。
悩んで、いろいろと考え、調べる時間があったら、良質な記事を書き続けましょう。
今回は以上となります。