記事の正しいリライト方法を知りたい人
リライトはSEO効果を上げるために重要と聞きました。しかし、実際にやってみましたが効果が出ませんでした。本当に効果はあるのでしょうか?正しいリライトのやり方を教えてください。
このような疑問にお答えします。
私は2000年前半から出会い系と出会い系アフィリエイトを始めて、月平均10~20万程度をコンスタントに稼ぐサラリーマン副業アフィリエイターです。
MAX時は本業の月収を超えたこともあります。
SEO効果を上げるためにリライトが重要であることは、ネット上で多く説明されています。
コンテンツSEOの重要性が高まる中、高品質な記事を提供すると共に、過去記事の品質を高めることは重要です。
しかし、その重要性は理解しているものの、実際にリライトしている人は少ないのではないでしょうか?
また、リライトの本質を理解しないまま間違った方法で実施しても効果は出ません。
今回は、私が実施して実際に効果の出ているリライト手順を説明したいと思います。
リライトは面倒ですが正しく行うと効果出ます
繰り返しですが、過去に書いた記事のリライトはSEO効果を高めるためにも必須です。
多くの人は記事を書いた後何年も放置状態にしています。
非常にもったいないことで、苦労して書いた記事が閲覧されることもなく、しかも収益化もできないとなるとモチベーションも下がります。
この本質を理解しないままリライトしても効果は出ません。
間違ったリライトと正しいリライト
以下のとおりです。
間違ったリライトのやり方
- 書きたいことや書けることを追記する
- キーワードの追加変更や文章の言い回しのみを修正する
このうように何の分析や目標もなく気が向くままにリライトしても効果は出ませんし、更に順位が下がることさえあります。
正しいリライトのやり方
- ユーザーニーズを満たしていない記事を調査する
- ユーザーニーズを満たす記事に書き換える
このように、決して難しいことではなく、リライトが必要な記事を「調査して、分析し、書き換える」このステップを踏むだけです。
正しいリライトの具体的な手順
リライトの本質が理解できたところで、具体的な手順を説明します。
- 手順①:リライト対象の記事の調査
- 手順②:チェック項目に従いリライトする
- 手順③:効果をトレースし追加対策する
それぞれ説明します。
手順①:リライト対象の記事の調査
この手順を踏まないとリライトの意味がまったくありませんから必ず実施してください。
対象の記事はサーチコンソールで調査することができます。
サーチコンソールの検索パフォーマンスメニューを選択します。
平均掲載順位のみ選択します。
掲載順位でソートして順位の低いキーワードをクリックします。
ページタブを選択すると対象の記事を特定できます。
以下の例は「ハッピーメール 口コミ」で調べたものです。
ここまでは機械的にできますが、最終的に決定するのはコツと経験値が必要です。
以下のコツで選んでください。
- コツ①:収益化できる順位の低いキーワードを選ぶ
- コツ②:高品質にリライトできそうな記事を選ぶ
このように、収益化が難しいキーワードをリライトしても意味がありません。
また、高品質な記事にリライトできる自信のあるものを優先するべきです。
手順②:チェック項目に従いリライトする
以下をチェックしながらリライトします。
- 上位記事の内容と乖離していないか?
- 記事ボリュームは十分か?
- 関連キーワードの内容も含まれているか?
- タイトルにキーワードが入っているか?
- 見出し(h2/h3)にキーワードが入っているか?
- 読者が全部読んでみたいと思うか?
- 読みやすい文章になっているか?
それぞれ説明します。
上位記事の内容と乖離していないか?
上位表示している競合サイトの記事を分析します。
タイトル、見出し、内容が自分の記事と比べてどのような違いがあるかを見てください。
特に、内容の傾向があまりにも乖離していると、上位表示できない大きな原因である可能性が高いです。
記事ボリュームは十分か?
文字数が多ければ良いわけではありませんが、品質の高い記事と文字数には強い相関があることは間違いありません。
これも上位表示記事と比べて、あまりにもボリュームが少ない場合は追記する必要があります。
文字数に関しては以下の「出会い系アフィリエイトは長文記事1本で10万稼げる【長文SEO】」にまとめてありますので参考にしてください。
関連キーワードの内容も含まれているか?
記事ボリュームにも関連しますが、関連キーワードに関する内容が含まれているかを確認してください。
関連キーワードはGoogleサジェストやrelated-keywordsで調査します。
タイトルにキーワードが入っているか?
内部SEOにおいてタイトルは非常に重要です。
タイトルの違いでCTRに大きな差が出ることは珍しくありません。
詳細は以下の「出会い系アフィリエイト記事のタイトルはSEO的に超重要【CTRの向上】」を参照ください。
見出し(h2/h3)にキーワードが入っているか?
記事の中の見出しもGoogleは間違いなく評価しています。
主キーワードはもちろんですが、関連キーワードを入れることを意識してください。
また、既存の文章を精査して、しかるべき見出しを追加することも効果的です。
読者が全部読んでみたいと思うか?
Googleは読者の滞在時間を計測しています。
読者は記事冒頭を読んで「求める内容が書かれていそうか?」「この記事は信用できそうか?」などを無意識に判断します。
序文で読者の気持ちをつかまないとすぐに戻るボタンを押されてしまいます。
記事構成は「出会い系アフィリエイトの記事構成【SEO視点の記事設計と書き方】」を参照ください。
記事の書き方は「出会い系アフィリエイトで高品質記事を書く【文書作成テクニック】」を参照ください。
読みやすい文章になっているか?
単語の使い方や文脈などを見直し、読者が苦痛なく読める文章にします。
特に、文章を書き慣れていない初心者は1文が長くなりがちです。
意識的に歯切れのよい文章にしてください。
また、以下のリライト支援ツールを使うと効率よくチェックすることができます。
手順③:効果をトレースし追加対策する
リライトしたら放置せず、必ず効果を確認してください。
SEO全般にいえますが、今日の対策が明日答えがでるようなものではありません。
少なくとも3ヵ月サイクルでトレースし、効果の評価をしてください。
最近は、半年後にようやく効果が出ることも珍しくありません。
もし、思うような効果が出ない場合は、記事自体ではなく、サイト全体での評価が低い可能性があります。
キーワードにもよりますが、記事数が少ない場合や運営年数が短い場合はなかなか上位表示されません。
関連記事を増やし筋肉質なサイトを目指しましょう。
記事作成時にキーワード選定することが重要です
そもそも記事作成時に正しくキーワード選定することが重要です。
書きたい記事や書ける記事では、正しくリライトもできません。
「キーワード選定する → 記事を書く → 順位が上がらない → リライトする」
このように、まずはキーワード選定ありきです。
キーワード選定は以下の「【SEOの基本】出会い系アフィリエイトのキーワード選定手順の説明」を参照ください。
ほとんどの人はリライト前に挫折します
冒頭でも説明しましたが、正しくリライトしている人は非常に少ないです。
リライト以前に、稼げないままサイト運営を諦めてしまう人が圧倒的に多いのも事実です。
リライトは面倒ですし非常に地道でなかなかモチベーションが上がらない作業となります。
どうしても過去の記事を直すより、新しい記事を量産したくなりますが、3ヵ月サイクルでよいですからリライトの習慣を身に付けてください。
リライトを地道に続けると、高い確率で順位は上昇します。
残念ながら、SEOに銀の弾や秘密のテクニックなどありません。
地道に作業できた人だけが収益化する資産を作ることができます。
今回は以上です。