記事の文字数はどのくらいが妥当か知りたい人
ネット情報では長文SEOの効果があるとよく見かけますが、出会い系記事においてはどの程度の文字数を書けば稼げますか?
このような疑問にお答えします。
私は2000年前半から出会い系と出会い系アフィリエイトを始めて、月平均10~20万程度をコンスタントに稼ぐサラリーマン副業アフィリエイターです。
MAX時は本業の月収を超えたこともあります。
アフィリエイトを始めると、必ず疑問に思うのは「必要な記事数と1記事あたりの文字数はどのくらい?」だと思います。
私もずっと気にしてました。
なぜ気にするかというと、書いても書いてもなかなか稼げるようにならず、この苦痛はいつまで続くんだという心境になるからです。
今回は1記事あたりの文字数に関して実例を提示しつつ考察しようと思います。
長文記事を書くことが本質ではないことが理解できます。
月平均10万稼げた記事の実例紹介
早速ですが、私は現在3つのサイトを運営していますが、そのうちの1つの実データを公開します。
ほとんどの収入は3万文字の1記事から発生しています。
以下はアナリティクスデータです。
運営期間:2005年10月~現在
このサイトは2005年に立ち上げたサイトで、初めてアフィリエイト用サイトとして構築しました。
アナリティクスは2013年から導入したためそれ以前のデータはありません。
現在も現役のサイトです。
記事数:全50記事
最初の半年は試行錯誤しながら40記事を投入しました。
当時はWordPressなどなく、html/cssゴリゴリ手打ちで構築したサイトです。
立ち上げて2ヶ月目で4万ほどの収入が得られました。
まだサクラ満開ボッタクリサイト全盛時代で、かつ、出会い系ニーズが半端ない状況でしたのでズブの素人でもすぐに成果が出たんだと思います。
もっとも、競合サイトもショボいものが多かったという理由もあります。
更新頻度:1年に数記事
立ち上げ1年後以降はほぼ放置状態で、1年に数記事程度しか投入していません。
しかも1記事あたり1,500~2,000文字程度のボリュームです。
こんな状況ですから、PV数もショボい状態がずっと続いています。
さすがに2017年6月から徐々にPV数は下がり始め、忘れもしない2018年3月14日の恋愛アップデートで完全に飛びました。
狙ったキーワード:出会い系 サクラ
当時はサクラ満開ボッタクリサイト全盛時代でしたから、多くの競合サイトは悪質サイトを優良サイトだと絶賛しながらアフィリエイトしていました。
そんな状況を改善せねばという正義感から、95%のサイトはサクラ満開ボッタクリサイトだ!というコンセプトで立ち上げました。
出会い系サイトの闇の部分を暴露しまくった内容でしたから、そこそこの人気はあったと思います。
自然に被リンクももらったりしました。
主な商材:ラブサーチ
ラブサーチは2001年からサービス開始した定額制の老舗サイトです。
当時、DIMEの記事で「出会いる本物の出会い系9選」に取り上げられ優良出会い系サイトの先駆け的なサイトです。
私は2003年からラブサーチを利用し始めて多くの女性と出会えることができましたから、記事にするのは自信がありました。
ラブサーチのレビュー記事をひたすら書き、気が付くと3万文字になりました。
冒頭で説明したとおり、ほとんどの収入はその記事から発生し、ラブサーチでの収入です。
一時期は通常単価の約2.5倍の特単をいただいたこともあります。
平均収入:月額10万円
2018年3月の恋愛アップデートで飛ぶまでは、月平均10万円の収入を得られていました。
ほぼ放置状態にも関わらず、この金額は優秀だと思います。
特に2014年と2017年は調子が良く、最大で月36万程度になりました。
恋愛アップデート以降は1万程度まで下がり、半年後には検索順位は何とか復帰させたものの、現時点の収入は3万程度の状況です。
2019年時点では長文SEOは効果あり
2019年5月時点で長文SEOはGoogleから評価されやすいことは間違いありません。
先の例に挙げたサイトは、今となっては長文SEO効果はほぼないですが、それは他の要因が大きいからです。
10年以上ほぼ放置状態ですし、記事数も少なくサイトコンセプトもニーズが少ない状況です。
1記事あたりの文字数以前にサイトとしての力が弱すぎです。
本質は長文記事を書くことではありません
長文SEOは効果があるからといって、文字数を増やすことを目的にするのは間違いです。
本質は読者の役に立つ記事を書くことであり、その結果として長文になるのが本来の姿です。
そもそもスマホからの閲覧の割合が多い状況で、長文記事が必ずしも読者に優しいとはいえません。
むしろ、苦痛を与えることすらあります。
とはいえ、高品質な記事と文字数は相関があります
明日の天気は?のニーズを満たす記事は「晴れ」です。
長文とはかけ離れてますね。
明日の天気が知りたいのに、天気予報の歴史から始まるページなど誰も読まないのは有名な例えです。
しかし、多くは天気予報のタイプとは異なり、読者は詳細な情報を求めます。
読者が求める情報を記事にすると必然的に長文になるのは明らかです。
このように高品質記事と文字数には相関関係が成り立ちます。
今後Googleの対策が入る可能性があります
お宝キーワードの「出会い系 おすすめ」でググってみてください。
- 1位の記事:25,600文字
- 2位の記事:29,600文字
このことからも長文記事は評価されているのが分かります。
このレベルはもはや個人で戦う領域ではありません。
企業運営サイトですから、複数の専属ライターが本業として記事投入しておりら個人は負けます。
先にも説明したとおり、スマホ利用の読者に対して、数万文字のページが本当に優しいとはいえません。
今後、Googleも何かしらの対策をするはずだという見解が非常に多いです。
1年後は低品質な長文記事は飛んでいるかもしれません。
稼げる文字数の調べ方
結局のところ、現時点で一番効率よく稼げる文字数ってどのくらいなの?と知りたいと思います。
当然ながら、100%正解な回答などありませんが、キーワードに対する目安を調べることは可能です。
以下の手順です。
- 手順①:キーワードを選定する
- 手順②:競合サイトを調査する
それぞれ説明します。
手順①:キーワードを選定する
狙うキーワードを選定してください。
文字数以前にどのようなキーワードを狙い、読者の役に立つ記事を書くかを決めるのは必須工程です。
これをやらないまま書く記事は、読者のための記事ではなく、あなたの書きたい記事、あるいは、書ける記事になってしまします。
日記ならこれでよいですが、アフィリエイトで稼ぐのであれば必ずキーワード選定と読者ニーズを考えてください。
詳しくは以下の「【SEOの基本】出会い系アフィリエイトのキーワード選定手順の説明」を参照ください。
手順②:競合サイトを調査する
キーワードが選定できたら実際に検索してみて、検索上位の記事を参照し文字数を調べてください。
それが上位表示に必要な文字数の目安となります。
当然ですが文字数だけで決まりません
文字数の目安が分かり、上位記事以上の高品質記事を書いたとしても必ず上位表示される保証などありません。
なぜなら、以下のようにGoogleは文字数など評価していないと明言しているからです。
Googleには、例えば「100語以下じゃダメ、200から500語ならOK、500語以上で画像も多ければ最高」みたいな、そんなアルゴリズムはない。Googleはそのようには見ていないんだ。Googleはページ全体を見て、それが本当に他より優れていてユーザの検索意図にかなったものかを評価している。そんなページでさえあれば、文章の長短、画像の量などは好きにしていい。
このことから、品質の良い記事は結果として長文になるものが多い傾向なだけの話です。
稼げない時期ほど文字数だの記事数だのが気になりますが、本質ではありません。
読者のニーズを満たす記事を書き続けるのみです
現時点で長文SEOは一定の効果はありますから、取るべき行動は2つです。
行動①:ブラックで短期間にサクッと稼ぐ
長文記事を量産して稼ぎます。
更に、自演リンク、中古ドメインなども組み合わせて短期間で稼ぐ戦略です。
飛ぶリスクを承知でバリバリの消耗戦に挑む戦略ですね。
これを続ける忍耐と精神力のある人はお試しください。
ただし、ペナルティで圏外に飛ぶリスクは常に抱えることとなります。
行動②:価値あるサイト資産を構築し安定収入の確保する
時間はかかりますが、確実に資産として残すことができます。
Googleに左右されにくい筋肉質なサイトを構築できますし、万が一飛んだとしてもノウハウは残りますから再起可能です。
ただし、ブラックでバリバリの消耗戦と同じくらいの継続する忍耐力が必要です。
今回は以上です。
ちなみに、この記事は3700文字程度です。