出会い系アフィリエイトでペルソナ定義したい人
読者の心を動かす記事を書くにはペルソナ定義が重要だと知りました。出会い系アフィリエイトにおける具体的なペルソナ定義を教えてください。
このような要望にお答えします。
私は2000年前半から出会い系と出会い系アフィリエイトを始めて、月平均10~20万程度をコンスタントに稼ぐサラリーマン副業アフィリエイターです。
MAX時は本業の月収を超えたこともあります。
ペルソナ定義と聞くと、なんだか難しそうに思うかもしれませんが心配することはありません。
マーケティングの分野ではペルソナに関連する難しい言葉が登場しますが、覚える必要などありません。
結論からいうと、出会い系アフィリエイトにおけるペルソナ定義の本質は、悩みを明確化することが全てです。
その理由やペルソナ定義の具体例を説明します。
出会い系を利用しそうなペルソナの設定項目【4つだけ】
以下の4つだけ設定すれば十分です。
- 項目①:年齢
- 項目②:結婚歴
- 項目③:目的
- 項目④:悩み
それぞれ説明します。
項目①:年齢
明確な年齢でなくて構いません。
ざっくりと、20代、30代、40代、50代、の粒度で十分です。
年齢を定義する目的は、ペルソナの時代背景をイメージするためです。
例えば、50代はバブル時代を知っている世代だなぁ...とか、20代はSNSやyoutubeなどがあたり前の世代だなぁ...などです。
このような時代背景をイメージすることで、その世代に共感を持ってもらえる記事が書きやすくなります。
そして、最終的には各年代に適した出会い系やマッチングアプリに誘導します。
例えば、20代ならハッピーメールやPCMAX、30代ならペアーズやウィズ(With)、40代以上ならラブサーチ、などです。
項目②:結婚歴
独身か既婚かを定義します。
これは分かりやすい定義で、独身か既婚で生活パターンは大きく異なります。
既婚なら子供もいるかもしれませんし、平日夜の過ごし方や、休日の過ごし方なども異なります。
結婚歴を定義する目的は、年齢と同様に読者をイメージするためです。
どんな状況でどんな気持ちで記事を読むのかをイメージすることで、記事の内容が明確になるからです。
項目③:目的
ざっくり、以下の目的を定義します。
- 婚活
- 恋活
- 不倫
- 遊び
項目④:悩み
ペルソナ定義において、悩みの設定が最重要です。
読者の悩みを明確に定義した上で記事構成を決めないと、誰のどのような悩みを解決するための記事なのかが薄れてしまいます。
万人向けの内容は、なんとなく品質の高そうな記事に感じますが、実はそれほど読者の心を動かすことはできません。
なぜなら、どのような悩みや疑問を解決するのかがはっきりしていないと、自分に置き換えて読んでくれないからです。
記事内容が、必ずしも読者の悩みや疑問と合致してなくても心配することはありません。
悩みが明確に定義された記事は、自分に置き換えて共感して読んでもらえるからです。
あなたも経験あると思いますが、ネット上の記事を読んでなんとなく引き込まれることがありませんか?
そのような記事は、読者のイメージと悩みを明確にしているため、共感できるためついつい最後まで読んでしまい心に残る記事になります。
ペルソナ定義の具体例
具体例を3つほど挙げます。
ペルソナの具体例①
- 年齢:30代
- 結婚歴:独身
- 目的:恋活
- 悩み:家と会社の往復で女性と知り合うチャンスが無い。彼女がいれば今の生活に張り合いが出るはず。可愛い彼女と週末を楽しく過ごせるような、本気で好きになれる彼女がほしい。
ペルソナの具体例②
- 年齢:40代
- 結婚歴:既婚
- 目的:不倫
- 悩み:奥さんとは完全なセックスレス。セックスしたいのにいつも拒否され喧嘩になり本当に辛い。風俗では気持ちが満たされないので、同じような悩みを持つ既婚女性や不倫できる独身女性と出会いたい。
ペルソナの具体例③
- 年齢:20代
- 結婚歴:独身
- 目的:遊び
- 悩み:彼女はいるけどもっと刺激的なセックスがしたい。彼女とはマンネリでなんとなく盛り上がらないので、思いっきりエロい女性とセックスを楽しみたい。
一般的なペルソナ定義は必要ない理由
ネット上でよく見かけるペルソナ定義は以下のようなものです。
年齢/性別/結婚歴/住所/職業/年収/学歴/趣味/性格/家族構成、などなど...
これらを明確にしてから記事構成を決めましょうと説明されています。
否定はしませんが、出会い系やマッチングアプリに登録しそうなペルソナを定義するには、このような細々した項目は必要ありません。
その理由は以下のとおりです。
- 理由①:イメージの想像に必要ないから
- 理由②:ムダな思考をしてしまうから
- 理由③:そもそも本質じゃないから
それぞれ説明します。
理由①:イメージの想像に必要ないから
住所、年収、学歴、家族構成...これらを定義してもイメージが想像できません。
で?ってなりませんか?
この定義に当てはまる男性をイメージして、出会い系やマッチングアプリに登録してもらえるような心を動かす記事は書けません。
少し乱暴ではありますが、住所だの年収だの学歴だのは、出会い系登録予備軍をイメージする上でそれほど重要ではありません。
理由②:ムダな思考をしてしまうから
時間をかけてペルソナを定義したからには、何かしら関連する記事を書こうという心理になります。
先の例だと、埼玉県大宮市に関連する内容は何かな...とか、年収500万に関連することをどうやって記事内に盛り込もう、など...
まったく本質でない部分で余計な思考をしてしまい、消耗するだけで記事がなかなか書けなくなってしまいます。
私も最初は住所だの学歴だののペルソナ定義をして記事を書いてましたが、すぐに「これ、ほんとに必要?ムダでしょ...」と思いやめました。
理由③:そもそも本質じゃないから
ペルソナの本質は、どのような悩みを持っている人物なのかを定義してイメージすることにあります。
これが本当に重要でして、明確な悩みを抱えた人物をイメージできないと心を動かす記事など絶対に書けません。
学歴だの家族構成だの、定義することは全否定しませんが必ず悩みの定義は忘れないでください。
重要なので繰り返していいますが、悩みを明確にしてその人物をイメージし記事を書くことで共感を得られ心に刺さる内容を書くことができます。
読者の悩みを知る方法
読者の悩みを知る方法は以下の3つです。
- 方法①:検索キーワードを調べる
- 方法②:身近な人で考える
- 方法③:自分自身を考える
それぞれ簡単に説明します。
方法①:検索キーワードを調べる
出会い、婚活、彼女、などのキーワードを入力すと、以下のようなサジェストキーワードが表示されます。
このキーワードからユーザーはどのような情報を求めているのかが分かります。
ユーザーが情報を求めるのは、悩みや疑問を解決したいからです。
より詳細に調べるには以下のツールを使います。
方法②:身近な人で考える
職場や友人など、身近にいる人はイメージしやすいです。
普段の生活パターンや恋愛に関する悩みや興味を知るには絶好な人物です。
方法③:自分自身を考える
一番明確にイメージできるはずです。
あなたが過去に経験した恋愛などに関する悩みを思い返してみてください。
- 彼女がいないときにどんな気持ちだったか?
- 結婚生活おいて不満に感じていることはないか?
自分自身のことですから明確にイメージできるはずです。
ペルソナ定義が完了したら、悩みを解決する記事を書く
ペルソナ定義の目的は、読者をイメージし悩みを明確にすることで、悩みを解決する記事を書くことです。
その際のポイントは以下のとおりです。
- ポイント①:たった一人に対して記事を書く
- ポイント②:過去の自分に向けて記事を書く
ポイント①:たった一人に対して記事を書く
ペルソナを定義したのですから、その人物一人に対して語りかけるように記事を書いてください。
文章は「みなさん」ではなく「あなた」にしてください。
共感を得ることができ、自分のために書いていると思ってくれます。
ポイント②:過去の自分に向けて記事を書く
先に説明した自分自身の過去から現在に至るまでの悩みを明確にできたら、そのときの自分に対して記事を書いてください。
例えば「彼女が欲しい...でも婚活パーティーは敷居が高く感じるし...合コンは時間がないしタイプの女性が来る可能性は低いし...」
このような悩みを抱えている自分に対して、出会い系やマッチングアプリで解決できる可能性が高いことを記事にして教えてあげてください。
再三の繰り返しですが、ペルソナ定義の本質は悩みを明確にしてその人物をイメージすることです。
そして、その人物に寄り添い解決策を提示してあげましょう。
そうすれば、読者の心に刺さる記事が書けるはずです。
記事設計や記事の書き方は以下を参考にしてください。
今回は以上となります。