出会い系アフィリエイト記事でSEO対策したい人
出会い系アフィリエイト記事を書く際に、SEO対策を意識した記事の書き方が知りたいです。セールスライティングや文章構造などいろいろありますが、もう少し分かりやすく教えてください。
このような要望にお答えします。
今回の記事は以下を説明します。
- Googleに好かれる記事の書き方【難しいテクニックは除く】
- SEOに強い文章の具体例【良い例と悪い例】
- SEOに強い文章の書き方の学習方法【やや抽象論】
私は2000年前半から出会い系と出会い系アフィリエイトを始めて、月平均10～20万程度をコンスタントに稼ぐサラリーマン副業アフィリエイターです。
MAX時は本業の月収を超えたこともあります。
Googleに好かれる記事とは、すなわち適切にSEO対策がされた記事のことです。
記事の書き方は、ある程度確立されていますので、誰でも学習することが可能です。
しかし、アフィリエイト特有のポイントといいますか、テクニックだけでは補えないWebメディアならではのコツのようなものがあります。
今回はSEOに強くなるWebメディアならではの記事の書き方を説明します。
なお、文書作成における難しいテクニックの説明はしていません。
詳細なテクニックに関しては以下の記事を参照ください。
【結論】冒頭で結論を述べることが非常に重要です
SEOに強い文章の書き方のコツは以下のとおりです。
これ、非常に重要です。
あなたがサラリーマンなら、会社でレポートやメールなどを結論から書くことを意識してませんか？
アフィリエイト記事ではさらに重要性が増します。
理由は以下のとおりです。
- 理由①：読者は最後まで読んでくれないので
- 理由②：SEO視点で評価されないので
それぞれ説明します。
理由①：読者は最後まで読んでくれないので
Webメディアにおいて「３つのNot」という有名な認識があります。
- Not Read（読まない）
- Not Believ（信じない）
- Not Action（行動しない）
このように、読者はあなたの記事をしっかり読んでくれません。
あなた自身もネット上の記事を参照するときに、記事の頭から最後まで読んでいないはずです。
つまり、読者は以下のような行動をします。
- 知りたい情報を検索する
- 気になるタイトルをクリックする
- 冒頭を斜め読みしてちょっと違うと感じる
- 戻るボタンを押す
これが当たり前の行動だと認識した上で記事を書く必要があります。
一番重要なのが「冒頭を斜め読みする」の部分で、ここに結論や要点がないと「ちょっと違う」と思われ最後まで読んでもらえません。
理由②：SEO視点で評価されないので
読者が最後まで記事を読まないのはSEO的にマイナス評価となります。
なぜなら、Googleは読者の滞在時間と直帰率を計測しているからです。
サーチコンソールでこれらのデータを参照できます。
Googleはこれらの数値を順位決定アルゴリズムに利用しているか否かは明言していないものの、間違いなく利用しているというのはアフィリエイターの共通認識です。
ですから、冒頭で結論や要点の記述のない文章はすぐに戻るボタンを押されてしまい、いわゆる「つかみはOK」にしないとSEO的には失格です。
まずは興味を持ってもらうことに全力を注ぎましょう
冒頭で結論を述べることの重要性を理解していただけたかと思います。
特に日本人は日本語文法の影響からか、結論は最後に述べる傾向があります。
会社内での会話でも同じことがいえまして、例えば以下の感じです。
部下：はい。昨日は天候も悪く想定よりも少なかったです。数量にしていつもの2割減くらいですね。
上司：で、金額は？
部下：はい。2割減でも単価の安いものが多く占めてますからさほど落ちてはいません。
上司：だから、金額教えろって！
部下：あぁ、すみません。えっと、130万円です。
部下：はい。130万円です。
上司：そうか、いつもより少ないね。
部下：はい。昨日は天候も悪く想定よりも少なかったです。数量にしていつもの2割減くらいですね。
上司：2割減でも130万円ならまずまずかな。
部下：はい。2割の中には単価の安いものが多く占めてますからさほど落ちませんでした。
これは、極端な例かもですが、社内でこのような会話はありがちではないでしょうか？
Webメディアの場合は、さらに顕著で冒頭に結論がないと速攻で読者は逃げます。
上司と部下の関係とは異なり、読者とあなたは赤の他人ですから、読者は記事にしか興味がありません。
ですから、記事の冒頭で読者の心をつかみ興味を持ってもらうことに全力を注ぎましょう。
悪い例と良い例の具体例で比較
ここからは、出会い系アフィリエイト記事でありがちな良い例と悪い例の説明をします。
具体的には「出会い系 おすすめ」で検索するユーザーに対して提供する記事の例です。
悪い例【SEO的にNG】
- 出会い系の歴史
- 出会い系の種類
- 出会い系の仕組み
- 出会い系に向いている人
- おすすめ出会い系一覧
記事の後半でおすすめ出会い系一覧はあるものの、冒頭に出会い系の歴史があるとその先は読んでもらえません。
「出会い系 おすすめ」で検索するユーザーは出会い系の歴史など全く興味がないからです。
良い例【SEO的にOK】
- 最新おすすめ出会い系一覧
- 目的別おすすめな理由
- 機能別おすすめな理由
- 出会い系の効果的な使い方
- デメリットと対策
このように、記事冒頭で読者のニーズにズバリ答えます。
さらに、目的別や機能別でおすすめなリストと理由が続くと、読者は自分の目的ならどこが良いんだろ？と必ず興味を持つはずです。
さらに、効果的な使い方、デメリットとその対策を説明し、読者が感じるであろう心理を先読みして記事を構成します。
セールスライティングとの違いは？
セールスライティングする記事と集客用の記事では、目的が異なります。
セールスライティングの目的
読者は出会い系に対するある程度の知識や理解を持っている状態であることが前提です。
そして、登録する気持ちに最後のひと押しをして、行動してもらうことを目的とした記事です。
主にLPでセールスライティングを使います。
集客記事の目的
出会い系に関する情報を探している読者を想定した記事です。
この時点では、読者は登録するモチベーションは低く、不安や疑問を解決し登録しない理由を1つ1つ削除している状況です。
このような読者に対して、欲しい情報を冒頭で提供していないと最後まで読んでもらえないどころか、LPにすら誘導することもできません。
SEOに強い記事の書き方を身に付ける方法
やや抽象的な方法となりますが、これが一番の近道です。
- 方法①：キーワードから読者ニーズを読み取る
- 方法②：意識して書き続け慣れる
方法①：キーワードから読者ニーズを読み取る
読者ニーズを理解できないと、せっかく結論を冒頭で書いても意味がありません。
まずは、検索キーワードから読者の知りたいこと、求めていることを読み取るトレーニングをしてください。
また、読者ニーズ以前に想定するキーワードが間違っていると致命的です。
キーワード選定手順は以下の「出会い系アフィリエイトで稼げない人はキーワード選定が間違ってます」を参照してください。
方法②：意識して書き続け慣れる
これは完全に精神論です。
スポーツと同様で文章作成はトレーニングによって上達します。
実際に手を動かしてデータから分析しフィードバックして改善する。
これを繰り返すと、イヤでも文章力は向上します。
知識は最低限で問題ありませんから、実践に多くの工数を割いてください。
結局のところ自分軸の文章では評価されません
SEOの本質は、読者のためになる情報を分かりやすく提供することです。
結論を冒頭で書いたとしても内容自体が読者のためにならなければSEOとしては失格です。
読者の求めていることは、必ずしもあなたが書きたい記事や、書ける記事ではありません。
自分軸の思考は完全に捨てて、読者のための記事を書けるようにトレーニングすることが重要です。
今日、あなたは読者のための記事を書きましたか？
今回は以上です。