出会い系アフィリエイトでブラックSEOに興味のある人
完全ホワイトSEOでサイト運営してますが、上位表示できません。ブラックSEOに誘惑されそうなんですが効果ありますか?また、やり方を教えてください。
このような疑問にお答えします。
私は2000年前半から出会い系と出会い系アフィリエイトを始めて、月平均10~20万程度をコンスタントに稼ぐサラリーマン副業アフィリエイターです。
MAX時は本業の月収を超えたこともあります。
アフィリエイトをしている人なら誰しもがブラックSEOの誘惑に駆られるのではないでしょうか?
ブラックSEOなんて絶対にやらない!って人でも気にしていると思います。
この記事を読んでいる時点で、あなたはブラックSEOが気になっている証拠です。
ちなみに、私はブラックSEOはやりませんし、過去も本気でやったことはりません。
その理由は、ブラック、ホワイト、どちらも苦しい道のりだからです。
どちらも苦しいのであれば、資産化できるホワイトを選んでいるというだけです。
本記事を読んでいただけると、この意味が理解できるはずです。
なお、私はブラックSEOをやっていないため実データを持っていませんが、知識は豊富な方だと思います。
この前提での内容となりますのでご了承ください。
ブラックSEOの種類とやり方、運用までを含めて網羅的に説明します。
ブラックSEOは効果があるのか?【2019年7月時点】
Googleの検索アルゴリズムのターニングポイントとして以下を知っておく必要があります。
- ペンギンアップデート(ブラックSEO排除)
- パンダアップデート(低品質記事の排除/ブラックSEO排除)
- 恋愛アップデート(高品質記事の評価)
ペンギンアップデート(ブラックSEO排除)
2012年4月から複数回実施された大型アップデートで、主に不正な対策をしているサイトの順位を下げるアルゴリズム変更です。
これにより、多くのブラックSEOサイトが圏外に飛びました。
パンダアップデート(低品質記事の排除/ブラックSEO排除)
2012年7月に実施されたアップデートで、低品質なサイトの順位が軒並み下がりました。
パンダアップデートによって、高品質な記事でないと上位表示が難しくなり、オリジナル性、専門性、権威性のある記事がより評価されるようになりました。
恋愛アップデート(高品質記事の評価)
2018年3月に実施されたアップデートで、主に恋愛ジャンルをターゲットにしたものです。
多くの出会い系アフィリエイトサイトが圏外に飛びSNS上でも大騒ぎになりました。
しかも、いままで評価されていなかった高品質サイトの順位を上げる内容だったため、飛んだサイトは対策のしようがない状況でした。
そのため、多くの出会い系アフィリエイターが廃業を余儀なくされ、サラリーマン等に転職したようです。
とはいえ、Googleは完ぺきではありません
Googleは日々進化しているものの、サイトの品質を判定する力はまだまだ遠く人間には及びません。
そもそも読者の感情までは測定できませんから。
また、ブラックSEO排除のアルゴリズムが進化しても100%の精度ではありません。
ブラックSEOで上位表示されている事実があります
1ページ目の上位にこの後説明するバキバキのブラックSEOサイトが存在します。
しかし、2019年7月時点でのことですから、今現在は飛んでいるかもしれません。
しかし、このようなサイトは定期的に現れては消えを繰り返し、荒稼ぎする人は今後もいなくならないと思います。
ブラックSEOの主な手段を説明します
主な手段は以下のとおりです。
- 手段①:外部リンク(被リンク)の自演
- 手段②:サテライトサイトの作成
- 手段③:中古ドメインの利用
- 手段④:記事自動生成
- 手段⑤:スパム
それぞれ説明します。
手段①:外部リンク(被リンク)の自演
ブラックSEOのメインとなる対策です。
この後の手段②で説明するサテライトサイトを複数作成し、そこからメインサイトへ被リンクを設置する手法です。
いわゆる自演リンクのことですね。
最近は少なくなりましたが、相互リンクで被リンクを増やす手段もあります。
相互リンクとは、同ジャンルの他のサイト管理者間で「お互いにリンクしあいませんか?」とお願いして設置する手法です。
アメリカの大手SEO会社MOZがリリースした「2018年版 ローカル検索のランキング要因」という調査レポートがあります。
被リンクの効果は下がりつつあるといわれていますが、それでも順位決定要素の中で一番大きな割合(27.9%)を占めています。
まだまだ効果があるということですね。
手段②:サテライトサイトの作成
自演リンク用のサイトのことです。
大量のサテライトを作成し順位を上げたいメインサイトへリンクを送ります。
「ハッピーメール」や「PCMAX」でググると100位前後にこのようなサテライト目的のサイトが大量にヒットします。
手段③:中古ドメインの利用
中古ドメインは既に良質な被リンクをもらっている場合があり、そのようなドメインを購入してサイトを構築する手法です。
日々、大量のドメインが中古市場に流れますが、個人が精査するのは現実的ではありません。
そのため、中古ドメイン販売するビジネスが成り立っています。
手段④:記事自動生成
ツールを使って大量の記事を生成する手法です。
自動生成された記事は人間に読ませるものではなく、Googleに読ませるだけのために生成されたものです。
ですから、人間が読んでも意味不明です。
Googleがどこまで認識できるかは分かりません。
以下の記事自動生成ツールも販売されています。
手段⑤:スパム
今ではほとんど見ることができない手段です。
主な内容は以下のとおりです。
- キーワード隠蔽
- リダイレクト
- リンクファーム
- 記事パクリ
簡単に説明します。
キーワード隠蔽
alt属性やtitle属性、css内にキーワードを埋め込み、Googleにのみ読ませる手法です。
さらに、テキストと背景色を同じにして隠す手法も2000年代には横行してました。
リダイレクト
検索結果からクリックすると、ユーザーの目的とは異なったサイトへ転送する手法です。
リダイレクト自体はサイト引っ越しなどで利用するため悪いことではありません。
問題はリダイレクト先のコンテンツがユーザーの目的と大きくかけ離れていることです。
リンクファーム
検索順位を上げることを目的としてリンクを集める行為です。
以下のように、Googleが一番嫌うスパムです。
記事パクリ
専門性、権威性の高い記事を自サイトにコピーする手法です。
完全なコピペではなく、単語を置き換えたり、言い回しを変えたりもできますが、どこまでがOKかの線引きは誰にも分かりません。
記事を書く際は、ネット上の関連する記事を参考にして書く場合が多いです。
概要は同じでも文章が異なるコンテンツは山のようにありますが、必ずしも重複コンテンツとは判断されません。
ただし、独自の見解や考察などが薄いと高品質な記事だとは評価されないのかもしれません。
実際には複数の手段を組み合わせて対策します
ブラックSEOの手段を紹介しましたが、これらを単独で利用することは少なく、組み合わせて対策することが一般的です。
代表的な構成が、サテライトサイトを記事自動生成で作成し、メインサイトへ被リンクを送るパターンです。
更に、メインサイトは良質な被リンクが付いている中古ドメインを利用します。
このようにすると「ハッピーメール」や「ワクワクメール」などのそこそこ検索ボリュームのあるキーワードでも1ページ目表示が可能です。
このようなサイトは短命ではありますが、定期的に見かけます。
ブラックSEOでのサイト構成の種類
ブラックSEOの場合でも構成のバランスを考慮することが重要です。
具体的には以下の種類があります。
- 種類①:100%完全ブラックSEO
- 種類②:メインは高品質記事のペラサイト
- 種類③:メインサイトはホワイトSEO
それぞれ説明します。
種類①:100%完全ブラックSEO
サテライトサイトはもちろん、メインサイトすらゴリゴリのブラックSEOで作成した構成です。
さすがにこの構成で上位表示できているサイトは見たことがありません。
おそらく出会い系ジャンル以外でも存在しないかと思います。
そもそも、チャレンジする人が少ないのと、あっという間にGoogleにペナられますからコスパが悪すぎです。
種類②:メインは高品質記事のペラサイト
メインサイトは優良な中古ドメインを使い、人が書いた長文記事を数記事投入します。
サテライトサイトは記事自動生成、あるいは、人が書いた記事を数記事投入しメインサイトへリンクを送ります。
たった1ページだけのどう考えても自分のサイトより情報量が少ないのに何で1ページ目なの?と思うサイトはこのパターンが多いです。
種類③:メインサイトはホワイトSEO
これが一番多い構成です。
メインサイトは優良な中古ドメインを使い、コンテンツは品質を上げ、かつ、内部SEOもしっかり対策します。
さらに、サテライトサイトも人が書いた記事を数記事投入しメインサイトへリンクを送ります。
サテライトサイトは単独でも収入が得られるレベルのもです。
このような構成で上位表示しているサイトはまだまだ多いです。
ブラックSEOの効果的な運用
ブラックSEOの手段、構成を説明しましたが、これだけでは足りません。
運用を伴って初めて効果が出ます。
運用とは以下のとおりです。
- 運用①:サテライトサイトのIP分散
- 運用②:被リンクのアンカーテキスト
- 運用③:被リンクの数と頻度
それぞれ説明します。
運用①:サテライトサイトのIP分散
サテライトサイトは自演であることを隠すため、IPを分散させる運用とします。
レンタルサーバーの業者もIP分散サーバーとして提供しているのでニーズがあるということです。
運用②:被リンクのアンカーテキスト
サテライトサイトからメインサイトへリンクする際のリンク文字(アンカーテキスト)も重要です。
なぜなら、Googleはアンカーテキストも評価しているといわれています。
狙ったキーワードを含みつつ、全て同じにならないように微妙に変え、あたかも自然リンクであるかのように運用します。
運用③:被リンクの数と頻度
サテライトサイトから送る被リンクの数と頻度も重要です。
1日に100も200もリンクを送ると不自然ですから、Googleにバレないぎりぎりの数と頻度を模索しつつ運用する必要があります。
さて、あなたはブラックSEOやりますか?
ブラックSEOに関して「手段、構成、運用」の説明をしました。
どうですか?かなりやることも多いですし、PDCAを回さないと効果は出ないことが理解できたと思います。
ブランクSEOは短命だが簡単に上位表示できるという認識は間違いです。
ホワイトSEOと同じか、それ以上の作業量と経験値が必要です。
ブラックだろうがホワイトだろうが稼げれば同じです。
違いとしては、ブラックは常に飛ぶリスクが付きまとうのと、長期視点で資産になりにくいということでしょうか。
今回は以上ですが、私が持っているホワイトSEOの各種ノウハウは以下の記事一覧を参照ください。