出会い系アフィリエイトで稼ぎたい人
出会い系アフィリエイトを始めてみたものの、カテゴリとかLPとか内部リンクとか...良く分かりません。どのような構造にするとSEO的に良いのでしょうか?知りたいです。
このような疑問にお答えします。
私は2000年前半から出会い系と出会い系アフィリエイトを始めて、月平均10~20万程度をコンスタントに稼ぐサラリーマン副業アフィリエイターです。
MAX時は本業の月収を超えたこともあります。
スパーアフィリエイターには届きませんが、経験年数だけは長いのでいろいろ知っています。
出会い系アフィリエイトに限りませんが、サイト構造はSEO視点で非常に重要です。
SEO視点で重要だということは読者視点では更に重要だということです。
カテゴリ分け、内部リンク、LPへの誘導、URLの体系、これらは全てサイト構造を設計することで定義できます。
設計しないまま進めると、その場その場の思いつきで記事を量産することとなり、読者に分かりにくく迷子になりやすいですし、SEO的にも大きなマイナスとなります。
せっかく品質の高い記事が書けたとしてもサイト構造がダメだと上位表示はできません。
サイト構造が重要なのは理解していても、出会い系アフィリエイトサイトにおいてはどのように設計すればよいかモヤモヤしている人も多いと思います。
そのなあなたのために具体的な設計方法を説明します。
なお、本記事は出会い系アフィリエイト以外のジャンルでも十分に効果が期待できる内容です。
出会い系アフィリエイトサイトの構造を図で示します
以下のとおりで非常にシンプルです。
キーワード選定と分類の結果から階層構造にします
サイト構造は以下のとおり。
- トップページ
- カテゴリページ群
- 記事群
- LP(Landing Page)
トップページ
説明するまでもありませんが、1ページのみ存在します。
ブログ型のサイトでは更新順、あるいは、作成順に記事へのリンクボックスが並びます。
WordPressのデフォルトはブログ型となります。
サイト型ではトップページに固定ページを割り当て、1つの記事として作成します。
トップページの記事内容はサイトコンセプトにもよりますが、コンセプト説明やカテゴリページの説明とリンクなど各管理者の思考によって様々です。
出会い系アフィリエイトに関してブログ型とサイト型で上位表示しているサイトは圧倒的にサイト型が多いです。
とはいえ、必ずしもサイト型のほうが上位表示できるというわけではありません。
単純にサイト型にしている管理者が多いというだけです。
なお、WordPressでトップページを固定ページにする設定は以下のとおりです。
簡単です。
- 設定メニュー → 表示設定
- 固定ページをチェック
- ホームページ一覧から該当の固定ページを選択
- 変更を保存ボタンを押下
カテゴリページ群
複数のカテゴリページを配置します。
WordPressのカテゴリページは所属する記事へのリンクボックスが並びます。
カテゴリ数に決まりはなく、サイト規模や商標キーワードか一般キーワードかにもよって異なります。
数個~十数個が妥当なラインになるはずです。
出会い系アフィリエイトにおいて具体的なカテゴリの決め方は以下の「【SEOの基本】出会い系アフィリエイトのキーワード選定手順の説明」を参照ください。
記事群
狙ったキーワードで作成した記事です。
SEOで重要なのはキーワードと記事は1対1にすることです。
この原則を守らないと読者が混乱しますし、ニーズを満たせず読者は満足しません。
このような読者の心境はそのままGoogleの評価が下がることに直結します。
キーワード選定と記事の書き方の詳細は以下を参照ください。
LP(Landing Page)
ランディングページ(LP)のことです。
LPとは読者を出会い系サイトに登録してもらうためのページになります。
出会い系サイトやマッチングアプリへのアフィリエイトコードを配置して、読者の登録を促すセールスライティングで作成するのが一般的です。
出会い系アフィリエイトではランキングや比較内容にするのが一般的で、通常の記事ページでも固定ページでも、どちらで作成しても問題ありません。
規模の小さいサイトはトップページをLPとすることもありです。
また、LPは1ページである決まりもありません。
複数ページのLPを作成しても問題ありませんが、数ページが妥当なラインとなります。
内部リンクで読者を自然に誘導します
昨今のSEOでは内部リンクの重要性が益々高まっており、今後もその傾向は続くと思われます。
内部リンクの種類は以下のとおりです。
- 記事間のリンク
- トップページへのリンク
- LPへのリンク
それぞれ説明します。
記事間のリンク
記事内のしかるべきタイミングで関連する記事へのリンクです。
本ページでも多用してますが、読者が記事を読み進めて、関連する内容を更に詳細を知りたくなるタイミングで誘導します。
不自然であってはいけません。
上手な記事間のリンクは読者の巡回率を上げ、結果としてSEOの効果が高まります。
トップページへのリンク
各記事からトップページへリンクします。
WordPressの場合は各ページのサイトロゴやパンくずリスト、グローバルメニューにトップページへのリンクがありますからそれで十分です。
トップページをLPとしている場合は、各記事のしかるべきタイミングでトップページへのリンクを設置します。
LPへのリンク
稼ぐための最重要な内部リンクです。
各記事のしかるべきタイミングでLPへ読者を誘導します。
決して押付け感を出さないように誘導することが重要です。
具体例を2つほど挙げます。
WordPressの関連記事表示機能だけでは足りません
WordPressには関連記事やよく読まれている記事などを表示できます。
基本的には全ページにこれらのリンクは設置され内部リンクが構成されます。
これだけでも無いよりはいいのですが、あなたの書いた記事内から関連するページへの手動リンクを設置することで更に内部リンクが評価されます。
手動による内部リンクは地味な作業ですし、ある程度記事が増えてから設置する必要もあるため面倒です。
しかし、稼いでいるサイト管理者はこのような面倒な作業を地味に実行しています。
階層構造を読者に伝える
「トップページ → カテゴリページ → 各記事」という階層構造を作り上げたらそれを読者に見えるようにします。
具体的には以下を設置してください。
- パンくずリスト
- グローバルメニュー
どちらもWordPressのほとんどのテーマでサポートしてますから必ず設置してください。
URL体系はシンプルに
サイト構造はURLに反映する必要があります。
特にSEO視点では非常に重要です。
なぜなら、Googleのロボットは全てURLをベースにして巡回するからです。
URL体系はシンプルでOK
以下のように構成してください。
https://hoge.com/article-1/ ← 記事ページ
https://hoge.com/article-2/ ← 記事ページ
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https://hoge.com/category-b/ ← カテゴリページ
https://hoge.com/article-6/ ← 記事ページ
https://hoge.com/article-7/ ← 記事ページ
・
・
・
しかし、WordPressの初期設定では以下の体系になっています。
https://hoge.com/category-a/article-1/
https://hoge.com/category-a/article-2/
これでも問題ありませんが、分かりやすい反面、URL内にカテゴリ階層が常に存在し長くなり扱いにくくなります。
WordPressでカテゴリをURLに含めないようにするには以下のプラグインで対応します。
実はGoogleのジョン・ミューラー氏はTwitterで以下のように発信しています。
つまり、現時点ではURLでの階層表現はSEO対策の良し悪しに影響しないということです。
ですから、あまり神経質にならなくても大丈夫です。
URLの階層よりも、各記事へたどり着くまでのクリック数を少なくするほうが重要です。
なぜなら、読者にとって分かりやすく探しやすいからです。
ネット上の情報では全記事へできるだけ2クリック以内でたどり着くように構成しましょうといわれています。
Googleは2クリック以内とは明言してませんが、読者視点で考えたら最短経路であり妥当だといえます。
URLは正規化すること
URLの正規化は重複ページを作らないためにも重要です。
以下に具体例を挙げますが、全てどちらかに統一(リダイレクト)する必要があります。
wwwの有り無し
https://hoge.com/
httpとhttps
https://hoge.com/
index.phpの有り無し
https://hoge.com/index.php
リダイレクト方法
.htaccessファイルに以下を追記してください。
# Normalization <IfModule mod_rewrite.c> Options +FollowSymLinks RewriteEngine on RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.hoge\.com$ RewriteRule ^(.*)$ https://hoge.com/$1 [R=301,L] RewriteCond %{THE_REQUEST} ^.*/index.php RewriteRule ^(.*)index.php$ https://hoge.com/$1 [R=301,L] RewriteCond %{HTTPS} off RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L] </IfModule>
上記の例は「www無し、https、index.php無し」に正規化しています。
つまり、どのようにアクセスされても、以下にリダイレクトされます。
サイト構造はメンテナンス必須です
サイトは生き物ですからメンテナンスしないとやがて死んでしまいます。
具体的なメンテナンスは以下のとおりです。
順位チェック
狙ったキーワードで順位が上がっているかを必ず確認してください。
記事は書いたら終わりじゃありません。
順位が上がらなければ原因を探し対策する必要があります。
順位チェックツールは以下を利用してください。
内部リンクの追加削除
記事が増え、既存記事のリライトをすると内部リンクのメンテナンスも必要です。
必要に応じて内部リンクの追加削除をしてください。
また、順位チェックやアクセス解析の結果からも内部リンクを見直します。
ABテスト
ABテストとはタイトル、リンクの文言、デザインなどを複数提示して主にCVR向上のための最適化を行う検証方法のことです。
こちらも、順位チェックやアクセス解析の結果からも判断し決定します。
3~6ヶ月のスパンで考えましょう
SEO対策は3~6ヶ月のスパンで取り組む必要があります。
つまり、今日実施した対策の結果が出るのは最短でも3ヵ月後ということです。
人はせっかちですから、今日対策したことの結果をすぐに求めたがります。
1週間、2週間過ぎても検索結果が上がらずモチベーションを下げる人が多いですが、1週間や2週間では何も変わりません。
少なくとも3ヵ月待ってから検証しましょう。
なので、対策した内容と実施日は必ずメモしておきます。
今回は以上ですが、サイト構造の設計はSEO視点で最重要といえます。
しかし、きちんとできている人は少ないですし、初心者は絶望的なほど設計していません。
少しずつ実践してみてください。