strongタグの使い方間違ってませんか?正しいSEO対策を説明します

strongタグの使い方間違ってませんか?正しいSEO対策を説明します SEO

strongタグの正しい使い方を知りたい人

strongタグでSEO効果が高まりますか?正しい使い方を知りたいです。また、bタグとどのような違いがあるのかも教えてください。

このような疑問にお答えします。

私は2000年前半から出会い系と出会い系アフィリエイトを始めて、月平均10~20万程度をコンスタントに稼ぐサラリーマン副業アフィリエイターです。

MAX時は本業の月収を超えたこともあります。

strongタグの意味と正しい使い方をきちんと理解している人は多くありません。

ボールド表示になって強調され、SEO効果も多少はあるのかな...程度の理解が多いと思います。

このように、なんとなく理解しているものの、きちんと説明まではできませんという人はこのページで完璧に理解してください。

strongタグの正しい理解

strongタグの正しい理解

strongタグは以下のように記述します。

<p>文章内で<strong>強調したい文字列</strong>を指定する際に利用します。</p>

文章内で強調したい文字列を指定する際に利用し、以下のように表示されます。

文章内で強調したい文字列を指定する際に利用します。

このように、タグで囲ったテキストの重要性を表現する際に使います。

デフォルトでは、ボールド表示され見た目も変化します。

strongタグとbタグの違い

同じようにボールド表示させるbタグがあります。

strongタグとbタグはどちらもボールド表示されますが違いは以下のとおりです。

  • strongタグ:検索エンジンと読者に強調することを伝える
  • bタグ:読者に強調することを伝える

このように、 strongタグは検索エンジンにも強調することがbタグとの違いとなります。

emタグとiタグの違い

strongタグと似た性格を持ったタグにemタグとiタグがあります。

どちらもタグで囲った文字列を斜体にしますが、違いは以下のとおりです。

  • emタグ:検索エンジンと読者に強調することを伝える
  • iタグ:読者に強調することを伝える

strongタグとbタグの違いと同様です。

strongタグの正しい書き方

strongタグの正しい書き方

繰り返しですが、strongタグの正しい書き方は以下のとおりです。

<p>文章内で<strong>強調したい文字列</strong>を指定する際に利用します。</p>

文章内で強調したい文字列を指定する際に利用します。

bタグは非推奨?

strongタグと同様な見た目になるbタグは、HTML4.01では「非推奨」とされましたが、HTML5では非推奨が解除されました。

W3CのHTMLドキュメントでは以下のように説明されています。

The b element represents a span of text to which attention is being drawn for utilitarian purposes without conveying any extra importance and with no implication of an alternate voice or mood, such as key words in a document abstract, product names in a review, actionable words in interactive text-driven software, or an article lede.

Google翻訳すると以下のとおりです。

b要素は、実用的な目的のために特別な重要性を伝えることなく、また代替的な発言や気分を暗示することなく、抄録のキーワード、レビューの製品名、実用的な単語などの注意を引くテキストの範囲を表します。対話型のテキスト駆動型ソフトウェア、または記事の中で。

要するに「見た目を変更して読者の注意を引くときに使いなさい」ということです。

しかし、見た目の変更はcssに記述するのが一般的ですから、以下のように記述します。

css記述
.bold { font-weight: bold; }
html記述
<span class="bold">ボールド表示したい文字列</span>

strongタグのSEO効果

strongタグのSEO効果

strongタグは検索エンジンにも強調することを伝えるタグだと説明しました。

であれば、狙ったキーワードをbタグではなくstrongタグで強調すればSEO効果があると期待してしまいます。

しかし、残念ながらSEO効果は小さいと私は感じています。

なぜなら、GoogleのMatt Cuttsさんは、以下のように述べています。

Googleはstrongタグとbタグのどちらを使っていても気にしてないよ

SEO効果は「ない」とは明言してませんが、表示だけのbタグと同じ扱いなわけですから、SEO効果は小さいと思います。

しかし、SEO対策はこのような小さいことの積み重ねですから、正しい使い方で利用してください。

やりがちな間違い

やりがちな間違い

ここまでの説明を踏まえて、よく見る間違いを挙げてみました。

  • 間違い①:段落全部にstrongタグ
  • 間違い②:同じキーワードに何度もstrongタグ
  • 間違い③:見出し(hタグ)にstrongタグ

それぞれ説明します。

間違い①:段落全部にstrongタグ

strongタグは強調したいテキストに利用するものですが、段落全体に設定している場合があります。

明確に何文字までとは定義されていないものの、常識的に考えたら数文字~十数文字程度が妥当だと思います。

欲張って段落全部に設定するのは間違いです。

間違い②:同じキーワードに何度もstrongタグ

とにかく狙ったキーワード全てに設定している記事をよく見かけます。

使い過ぎは以下の副作用の可能性があります。

  • 読者が読みにく
  • 読者への強調が薄まる
  • 検索エンジンが不自然なページだと判断する

読者がどう感じるか、読者にどう伝えたいか、を考えて使うのが重要です。

検索順位を上げることだけを目的に利用すると読者とGoogleから嫌われます。

間違い③:見出し(hタグ)にstrongタグ

hタグは強調したいことをGoogleに伝わりますし、見た目も強調されます。

strongも設定すればさらにSEO効果を高まるだろうと目論んでのことかもしれませんが、完全に間違った使い方です。

出会い系アフィリエイトにおけるstrongタグの使いどころ

出会い系アフィリエイトにおけるstrongタグの使いどころ

すみません。

出会い系アフィリエイトならではの使い方...ということは特にありません。

私は以下のルールでstrongタグを使っています。

  • ルール①:記事中で利用するのは1か所(多くても2ヶ所)
  • ルール②:使う場所は記事冒頭
  • ルール③:狙ったキーワードを含むテキスト

それぞれ簡単に説明します。

ルール①:記事中で利用するのは1ヵ所(多くても2ヶ所)

読者とGoogleに対して強調を際立たせるために1ヵ所と決めています。

記事中に複数回同じ文字列が登場しても最初の1回目で利用しています。

ルール②:使う場所は記事冒頭

強調したいタイミングは記事冒頭です。

読者は冒頭を斜め読みして最後まで読むか否かを無意識に決めています。

なので、できるだけ冒頭で使うようにしています。

ルール③:狙ったキーワードを含むテキスト

狙ったキーワードで記事を書くわけですから、強調するテキストには必然的にそのキーワードが入ることになります。

今回はstrongタグに関する説明でしたが、タグではありませんが他にもSEO的にポイントとなる要素があります。

meta descriptionやalt属性などは劇的な効果はないものの、積み重ねると大きな力になるものです。

以下で説明してますから、合わせて参考にしてください。

今回は以上です。