出会い系アフィリエイトで稼げてない人
いろいろとSEO対策をしていますが、なかなか上位表示できません。何かやり方間違ってるのでしょうか?ブラックな手法はしてないですが、知らないうちにペナルティとか受けてる可能性ってないですかね?
このような疑問にお答えします。
私は2000年前半から出会い系と出会い系アフィリエイトを始めて、月平均10~20万程度をコンスタントに稼ぐサラリーマン副業アフィリエイターです。
MAX時は本業の月収を超えたこともあります。
記事を書いてもなかなか上位表示しないと非常に心配になり、毎日何度も順位確認する日々が続くと思います。
SEOは今日書いた記事が1週間や2週間で上位表示できるようなものではありません。
しかし、半年や1年待っても上位表示されない場合、間違ったSEO対策をしている可能性があります。
そんな状況を確認するためのチェックリストを作りました。
以下のとおりです。
- ウェブマスター向けガイドラインに違反している
- ユーザーのニーズに合致したコンテンツが少ない
- キーワード選定をしていない
- ビッグキーワードばかり狙っている
- ロングテールキーワードを拾っていない
- 順位確認、分析、リライトをしていない
- インデックスされていない
- 被リンクが少ない(あるいはゼロ)
- そもそも記事数が足りていない
それぞれ説明しますので、あなたのサイトに当てはまらないか確認してみてください。
ウェブマスター向けガイドラインに違反している
まず最初に確認するべきはSEOの教科書ともいえるウェブマスター向けガイドラインです。
品質に関するガイドラインでは以下を禁止しています。
- コンテンツの自動生成
- リンクプログラムへの参加
- オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
- クローキング
- 不正なリダイレクト
- 隠しテキストや隠しリンク
- 誘導ページ
- コンテンツの無断複製
- 十分な付加価値のないアフィリエイトサイト
- ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
- フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
- リッチスニペットマークアップの悪用
- Googleへの自動化されたクエリの送信
心当りの項目がある場合は改善してください。
時々、ガイドライン違反している認識がないまま見過ごしている場合もあります。
特に、サイト引っ越し時のリダイレクト設定や、リンクプログラム(過剰な相互リンクNG)などは認識ないまま違反している場合もありますから確認してください。
そもそも、Googleのガイドラインをきちんと読んでいない人も少なくありません。
非常に参考になりますし、Googleがどのようなコンテンツを評価するのかがよく分かります。
アフィリエイトで稼ぎたいのであれば必読な内容です。
ユーザーのニーズに合致したコンテンツが少ない
検索順位が上がらない原因の多くがユーザーニーズを満たしていないことによるものです。
自分の書きたいことや、書けることを書いてませんか?
このようなコンテンツは読者やGoogleからは評価されません。
ユーザーニーズを把握する簡単な方法は以下のとおりです。
- 方法①:上位表示しているライバルサイトのコンテンツを見る
- 方法②:キーワード入力時のサジェストを見る
方法①:上位表示しているライバルサイトのコンテンツを見る
あなたが狙っているキーワードで実際に検索してみてください。
1ページ目のサイトはどのような内容のコンテンツかを調査します。
調査した結果が、つまりはユーザーが求めている情報だということです。
初心者で変なこだわりやプライドがあり、独自のコンテンツを発信しようとする場合がありますが、ほとんどの場合失敗します。
独自コンテンツ自体はSEO的にもユーザー的にも必要なのですが、重要なのはニーズがあるか?ということです。
ニーズのない独自コンテンツを発信しても誰も読んでくれません。
最初は上位サイトのマネをしてあなたの視点や経験を織り交ぜて記事を書いてみてください。
方法②:キーワード入力時のサジェストを見る
検索キーワードを入力するとキーワード候補が表示されます(サジェスト)
これは、入力キーワードに関連したユーザーニーズの高いキーワードが表示されますから、これによってニーズを把握することができます。
また、以下のツールでも簡単に関連キーワードを知ることができますから試してみてください。
キーワード選定をしていない
思いつくまま記事を書いてませんか?
先に説明した自分の書きたいことや書けることを書いていませんか?にも関連しますが、SEOの本質はニーズのあるキーワードに関する記事を書くことです。
キーワード選定しないまま記事を書くと、内容が散乱し「結局何がいいたいの?」と読者は感じます。
最後まで読んでくれればまだよいですが、ほとんどの読者はせっかちですから、途中でちょっと違うと感じるとすぐに戻るボタンを押します。
このように、ユーザーが知りたいキーワードに合致した内容を書くことが非常に必要です。
さらに、最近のGoogleは網羅性を重視している傾向があるため、プラスアルファの内容も付加することが重要です。
このことは、以下のGoogle検索エンジン最適化(SEO)スターターガイドに記述があります。
たとえばページでレシピを紹介する場合は、食材のリストや料理の基本的な説明だけでなく、手順がよくわかる詳細な料理方法を説明します。
また、キーワード選定手順は以下の「【SEOの基本】出会い系アフィリエイトのキーワード選定手順の説明」で詳細を説明していますので参照ください。
ビッグキーワードばかり狙っている
初めての出会い系アフィリエイトで、以下のようなビッグキーワードを狙ってませんか?
- 出会い系
- マッチングアプリ
- 出会い系 おすすめ
- マッチングアプリ おすすめ
これらのキーワードで実際に検索してみると分かりますが、1ページ目には企業運営のWebメディアがズラッと並びます。
彼らは多くのリソースを投入しドメインパワーを強くしているため、立ち上げて間もないサイトでは勝負してもかないません。
もちろん、運営歴が長くミドルキーワードで上位表示の実績のあるサイトなら、次のステップでビッグキーワードを狙うべきですが、最初は商標キーワードから狙うべきです。
具体的には以下のようなキーワードです。
これら単体キーワードでさえ簡単ではありませんから、まずは以下のような複合キーワードから狙いましょう。
ロングテールキーワードを拾っていない
ロングテールキーワードとは複数の単語からなる細かな検索キーワードのことです。
検索キーワードの中で80%がロングテールキーワードであることが統計で明らかになっており、ここを狙ったSEOが長期視点で有効だといわれています。
まったくその通りでして、出会い系ジャンルでビッグキーワードを狙うのは現実的ではありません。
ですから、初心者はロングテールキーワードから狙うのは必然だといえます。
しかし、ロングテールSEOは非常に地道な作業であり、短期的には大きな成果は得られません。
つまり、地道な作業を長い期間継続することが必要ですが、多くの人は途中で挫折しあきらめてしまいます。
ロングテールSEOに関しては以下の「【ロングテールSEO】出会い系やマッチングアプリへの登録率を上げる」で説明していますので参照ください。
順位確認、分析、リライトをしていない
順位確認とは、公開した記事がどのように検索順位を推移しているのかを把握することです。
分析とは、どのようなキーワードで訪問されているかや、順位が低くてもよく読まれている記事などを調べて把握することです。
リライトとは、分析結果をもとにして、より読者ニーズを満たす記事に書き換えることです。
リライトは非常に重要な作業でして、一発で上位表示できる記事は少なく、ほとんどの場合は地道なリライトを重ねて徐々に順位が上がっていきます。
しかし、多くの人は間違ったリライトやリライトすらせずに書きっぱなしの状態でして、非常にもったいないことをしています。
順位確認は手動でやらずに必ず以下のツールを使ってください。
- GRC(Windows版)
- RankTracker(Mac版)
これらは必須ツールです。
また、SEO効果を上げるためのリライト方法は以下の「【必須】出会い系アフィリエイト記事のリライトでSEO効果を上げる」にまとめましたので参照ください。
インデックスされていない
そもそもGoogleにあなたの記事がインデックスされていない可能性があります。
以下を確認してみてください。
- クローラーに認識されずらいサイト構造になっているか
- タイトルやコンテンツ内にキーワードを含めているか
- パンくずリストを設置しているか
- 画像の説明をalt属性に記述しているか
- 重要なページに内部リンクを集めているか
- W3Cで定義されてる適切なHTMLタグでマークアップしているか
被リンクが少ない(あるいはゼロ)
被リンクの取得は、SEOの外部対策となり自分ではアンコトローラブルな領域です。
質の高い記事は自然と他のサイトからリンクされ、ソーシャルメディアでも拡散されます。
しかし、出会い系ジャンルは被リンクは集めにくい性格ですから、まずは内部対策に注力してください。
特に始めたばかりの初心者がいきなり被リンクを取得しようとしても厳しいですから、最初は考えなくてよいです。
また、自作自演リンクは2019年5月時点では一定の効果はあるものの、1年後は分かりません。
そのリスクを承知でやるならどうぞ。
中古ドメインを購入し、記事自動生成でサテライトサイトを構築し、本命サイトへリンクします。
必ずしも当てはまらないかもですが、月に数本のペースで本命サイトへリンクし続ければいずれいずれ順位は上がります。
しかし、本命サイトがそこそこの内容であることが前提です。
10記事や20記事程度では大きな効果はありませんし、上位表示されたとしてもCVRが低くなります。
このように、ブラックな手法も決して簡単ではありません。
そもそも記事数が足りていない
SEO対策以前の問題で、多くの人が記事数が少ない状況で止まっています。
しかし、以下のようにGoogleは記事数や文字数は関係ないと明言しています。
Googleには、例えば「100語以下じゃダメ、200から500語ならOK、500語以上で画像も多ければ最高」みたいな、そんなアルゴリズムはない。Googleはそのようには見ていないんだ。Googleはページ全体を見て、それが本当に他より優れていてユーザの検索意図にかなったものかを評価している。そんなページでさえあれば、文章の長短、画像の量などは好きにしていい。
一方で、以下のように網羅性は重要視しています。
たとえばページでレシピを紹介する場合は、食材のリストや料理の基本的な説明だけでなく、手順がよくわかる詳細な料理方法を説明します。
つまり、直接的には記事数や文字数は評価してないものの、網羅性を高めると文字数や記事数が増えるのは必然だということです。
最初の3ヵ月~6ヵ月は順位はあまり気にしない
以上、SEOに失敗してないか?を確認すチェック項目を説明しました。
しかし、本気でチェックするのは3ヵ月~6ヵ月以降で遅くありません。
そもそも、1ヵ月や2ヵ月で上位表示などできませんし、毎日気にするのは精神衛生的にもよくありません。
最初は正しいやり方で、読者のニーズに答える記事をひたすら書き続けましょう。
今回は以上ですが、サイト構造と記事作成の正しいやり方は以下の記事を参照ください。